一般社団法人日本農業とは?
一般社団法人日本農業は、環境保全型農業・有機農業の発展及び振興を行い、里山資本・地域資本社会の実現に寄与すること を目的として設立され、持続可能かつリジェネラティブな農業の実現をオーガニックビレッジ宣言を行った地域で推進することを目標に、京都大学人と社会の未来研究院と連携を図りながら様々な活動を行うべく設立されました名称 | 一般社団法人日本農業 |
設立 | 2023年2月3日 |
住所 | 京都府亀岡市亀岡駅北1丁目8番地2 サンガスタジアム内 |
目的・事業内容 | 環境保全型農業・有機農業の発展及び振興を行い、里山資本・地域資本社会の実現に寄与することを目的とする 1 農産物の生産・加工・販売 2 オーガニックビレッジ、農地の管理・運営 3 イベントの企画及び運営 4 農業を学ぶ機会を提供する事業 5 農福連携を推進する事業 6 その他、本法人の目的を達成するために必要な事業 |
役員 | 代表理事 大西千晶 理事 梶広二郎 理事 広井良典(京都大学 人と社会の未来研究院) |
コンソーシアム・アドバイザー
■ 企業・団体:日本農業株式会社・京都大学人と社会の未来研究院一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会・菊正宗酒造株式会社・フクシマガリレイ株式会社・安井建築設計事務所
■ 個人:占部まり氏(宇沢国際会館 代表)・末松広行氏(東京農業大学教授・元農水省事務次官)・福島裕氏(フクシマガリレイ株式会社 会長)・和納勉氏(株式会社クイック 会長)
他多数(随時、掲載いたします)
代表者について
一般社団法人日本農業
代表理事 大西 千晶
Profile
1990年生まれ。一般社団法人日本農業代表理事。日本農業株式会社代表取締役。株式会社ベルク社外取締役。大学在学中の20歳の時に起業。人と地球の健康を考えた農場を運営。
就農者を増やし、経済の発展だけでない新しい価値を生み出すことを理念とし、農場と食を近付ける六次産業を推進。
2019年11月より農家直営スープ専門店「たんとスープ」の店舗展開をスタート。
農林水産省ビジネスコンテストINACOME最優秀賞など多数の賞を受賞。
プライベートでは、5歳と7歳の2児の母。
Instagram @onishichiaki
代表理事メッセージ
私は、1990年生まれでいわゆる「ゆとり世代」や「さとり世代」と世間では分類されている世代です。新しい教育課程の中で、学生時代に環境問題や貧困問題についても頻繁に考える時間があり、その課題を知って何度も未来を憂いました。
2050年、世界の人口は100億人に達し、地球環境問題が悪化し、世界人口の10億人以上は避難民として暮らすことになると予想されています。 2050年は、自身がちょうど60歳になると想像すると、学生時代からとてもリアルに感じ、今では子どももいますので、さらにリアルに感じています。
有機農業をしていると、日本は自然資本に大変恵まれた国であることも感じます。
長い歴史を継承してきた日本だからこそ、説得力をもって1000年以上先の未来を提案できると信じていますが、 その未来の提案を実現するには、地方・地域の担い手をたくさんつくっていくことが必須だと感じています。
世界では、三分の一がZ世代と呼ばれる若い世代が占め、その98%が、地球の健康状態を懸念しており、94%がこうした深刻な問題に、企業が積極的に取り組むべきだと考えています。
日本は世界と比べてZ世代の割合が少ないですが、若い世代が上の世代の方々としっかりと未来のために手を携えて話し合い、世界のZ 世代と日本のZ世代が肩を並べて、意見をしっかり言える土壌を作っていくことが必要です。
そんな若手のリーダーをたくさん地域で輩出すべく、弊団体の活動がその土壌つくりや先進事例の一歩になればと思っています。
私自身、社会起業家として10年以上農業に携わってきた中で、社会起業家の友人や繋がりも増えてきましたが、まだまだ東京都心での起業が多く、 都市と農村のあり方を見直し“地方で起業するメリット”を打ち出すきっかけを創りたいと思います。