一般社団法人日本農業と亀岡市は、地域活性化に関する包括連携協定を締結しました。
亀岡市では、「世界に誇れる環境先進都市」を目指し、2023 年 2 月に奈良県の宇陀市に続き、全国で 2 番目となるオーガニ ックビレッジ宣言を行い、国が推進するみどりの食料システム戦略と歩調を合わせながら、持続可能性の高い循環型の有機農 業を推進していくことを表明しています。
今後、「世界に誇れる環境先進都市」のビジョンの実現に向けた取り組みを推進していくにあたり、2 者が包括的に連携し、そ れぞれの資源及びネットワークの有効活用を図ることが有益との観点から、本協定の締結に至りました。
締結式は以下の通り行いました。
記
日 時:令和6年4月3日(水)15:00~15:30
会 場:亀岡市役所 202・203 会議室 ( 京都府亀岡市安町野々神8 亀岡市庁舎 本館 2 階 )
出席者
亀岡市長 桂川 孝裕 氏
一般社団法人日本農業 代表理事 大西 千晶
一般社団法人日本農業 理事 梶 広二郎
一般社団法人日本農業 理事 広井 良典 ( 京都大学人と社会の未来研究院 教授 )
オブザーバー
菊正宗酒造株式会社 代表取締役社長 嘉納 治郎右衞門 様
菊正宗酒造株式会社 SCM 部 部長 坂口 尚登 様
連携事項
(1) 世界に誇れる環境先進都市づくりに関すること。
例 )・京都大学 人と社会の未来研究院との連携
・有機酒米の生産や酒蔵との連携により、世界へ誇れるブランドつくり
(2) 次代をリードする新産業を創出するまちづくりに関すること。
例 )・関西万博で使用されるパビリオンの再活用の推進等、サーキュラーエコノミーの推進
・「府立京都スタジアム」「亀岡保津川公園 ( オーガニックビレッジパーク予定地 )」を活用した誘客の 推進等、にぎわいを創出する事業の提案
(3) 農業振興に関すること。
例 )・農作物の温室効果ガス削減の見える化に関する実証事業
・生物多様性の指標等、環境認証事業を行う企業や団体との連携
(4) 企業版ふるさと納税の活用に関すること。
例 )・関西万博で使用されるパビリオンの再活用等を推進するための産学官連携ネットワークの構築
(5) 前 4 号のほか、甲及び乙が協議し必要と認めること。
(前列)左から、菊正宗酒造(株) 代表取締役 嘉納治郎右衛門氏、理事 広井良典(京都大学 教授)、理事 梶広二郎、代表理事 大西千晶、亀岡市長 桂川孝裕氏
(後列)左から、菊正宗酒造(株) SMC部 坂口氏、亀岡市 産業観光部長 松本氏、亀岡市 まちづくり推進部長 信部氏、亀岡市 政策企画部長 山本氏、亀岡市 農林振興課長 川田氏